たしかに会社でマーケティング内製化は一朝一夕には難しい局面があります。専門家に任せる外注派と社内でマーケティングをしていく内製派で分かれるケースは多いでしょう。内製化を図るには計画と人材育成という準備が必要になります。以下にウェブガクでご支援した中小企業でのマーケティング内製化の事例をお伝えします。

【事務員からマーケターへ。ネット集客に関わる施策ができるマーケターに育成｜コンサルティング会社】

［マーケティング内製化する経緯］

東海エリアにある補助金のコンサルティング会社では、ネット集客にチカラを入れるため、社長の考えでマーケティングを内製化することになりましたが、どのようにすればいいか分からずにいました。Webやマーケティングに詳しい人材も不在の中、ウェブガクにご相談頂きました。それまではホームページ制作会社に外注して様々な施策をしてましたが、社長の思う成果には繋がっていませんでした。そこで、ネット集客できる仕組みづくりと人材育成を同時平行で行うことになり、人員選定を行いましたが、他の業務に忙しい人材をマーケティングに充てることはできず、担当者としてアテンドできたのはWebやマーケティング経験がまったくない事務のスタッフの方でした。

［マーケティング内製化プロセス］

初心者だった担当者の方に加え、社長にも定例MTGに参加していただくことを条件にウェブガクメソッドでマーケティング内製化を開始。まずは１つのサービスに絞り、情報整理と言語化に取り組みました。その後、マーケティング戦略を固め、顧客視点でのホームページ改修やランディングページ企画を通じて、担当者さんの育成や研修を通じてプロセスや概念理解を進めていきます。集客についてはGoogle広告やフェイスブック広告を活用することにしましたが、リソースを考え外部委託することにしました。そこからホワイトペーパー作成やステップメールなど順次必要要素を一緒に取り組みながら徐々に経験をつけることにしました。

［結果］

Web広告開始の翌月から反響が取れ出し、3ケ月後には５０件を超える反響を獲得、リードタイムが長いコンサルティング業ですが、リードから仕事につながるようになり社長も効果に満足され、もっとマーケティング中心にしていきたいと様々な取り組みを実現していくようになります。また事務スタッフの方も理解度とノウハウ吸収が著しく、チラシ作成、メール配信、ランディングページを短時間で企画して制作できるようになり社内でのマーケティングスピードがアップ。今では会社内でも一目置かれるマーケティング人材となっています。こちらの会社様は従業員数は１５名程度で決して潤沢に人材やマーケティングノウハウがあった訳ではありませんが、社長の意思決定と本気度がマーケティングの内製化を実現して事例と言えるでしょう。

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