インハウスマーケティング[コラム]
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2023年10月20日
何から始めればいい?マーケティングの内製化の4ステップ
マーケティングの内製化を始める時は、なにから始めればいい?という悩みからのスタートになります。どのように進めればいい?マーケティングが分かる人材がいない…など進むべき道が見えない状態になります。しかし、マーケティングを内製化するためのステップが存在します。本記事ではマーケティングを内製化するための4つのステップをご紹介します。
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1.マーケティングの王道ステップをしる
マーケティングはとても幅広く、方法によってアプローチの仕方が千差万別のため、どの企業でも開始にあたっては悩むことになります。しかし、闇雲に開始してしまうと「1歩進んで2歩下がる」状態になってしまうことがあるため注意が必要です。そのため、適切にマーケティングをすすめる【王道ステップ】を知ることが重要です。
【マーケティングの王道ステップ】
⓪ 情報整理
① 徹底した顧客・競合・自社の分析
② 自社のウリ強みの言語化
③ ウェブ戦略の策定(獲得ステップ)
④ ウェブ戦術(各種施策の理解)
⑤ KGI・KPI決め
⑥ 準備(情報収集、検討、選定)
⑦ 実行準備(クリエイティブ業者選定)
⑧ 戦術実行
⑨ 分析解析
このように【戦略準備】から【戦略】、そして【実行】というステップを踏むことが大切です。マーケティングで失敗している企業の場合、⑥か⑦から始めてしまっているケースが多く存在します。まずは社外に発信する前の準備として社内コンセンサスを合わせることを第一優先としましょう。
2.チームメンバーを決める
マーケティングの内製化を実行するにあたっては、メンバー選定は欠かせません。しかし、誰を選任するかはとても需要なファクターですが、どんな人がマーケティングに向いているのか?悩ましいところです。以下にマーケティング内製化に向いている人の特賞やスキルをお伝えします。
① 顧客志向
② コミュニケーション能力
③ 柔軟性
④ 解析力
⑤ 戦略的思考
⑥ 創造性
⑦ チームワーク
⑧ 主体性
⑨ 学ぶ意欲
これら特徴やスキルを持つ人は社内マーケティングにおいて成功しやすいと言えます。しかし、必ずしもすべての特徴やスキルを持っている必要はありません。強みや興味に合わせて適切な役割や部門での活躍を目指すことが大切です。著者の経験では、マーケティングや営業、IT部門ではなかった方がマーケティング担当になることで活躍された例をいくつも経験しています。間違っても「若い」「ITが得意そう」という安易な理由で選定することは避けましょう。
3.パートナー選び
マーケティングの内製化は社内メンバーでマーケティングを実施していくことですが、すべての内容を内製化することは難しい場合もあります。そのため外部パートナーとの協業も必要になります。多くの企業で見受けられることですが、マーケティングを実施する場合、パートナー(業者)任せで進めてしまいます。知識や経験がないため、頼りたい気持ちは分かりますが、【言いなり・丸投げ】ほど危険なことはありません。これはマーケティングの内製化でも同様です。自分たち中心でプロジェクトを進行し、対応できない作業や制作などを外注するということも必要になります。
【マーケティング内製化を実現するパートナーの条件とは?】
マーケティング内製化を実現するパートナーには大きく2種類あります。全体戦略として進むべき道を一緒に歩みながら(伴走)する戦略パートナーと作業を委託するパートナーです。それぞれにパートナーとしての条件が異なります。
(戦略パートナー)
■ビジネスリテラシーが高い
■業界の知識が豊富
■経営的なスキルを持ち合わせている
■実績
■教育トレーニングまで対応できる
(作業を委託するバートナー)
■専門的スキルがある
■コミュニケーションできる
■理解度が高い
■柔軟性がある
■費用対効果がよい
4.継続的な学び
マーケティングのトレンドや技術は日々進化しているため、常に最新の情報を取り入れることが重要です。セミナーや研修でスキルアップを図るとともに、他社事例なども参考にするとよいでしょう。また日々目にする広告や記事に興味を持ち、SNSなどでの情報収集を行い、【自分データベース】を作っていくこともお勧めです。ただし、トレンドやツールにばかり目がいってしまい、目的と手段が逆になることが多いのもマーケティングでの注意点です。
5.まとめ
マーケティングを内製化する際は【何から始めればいい?】と悩むことも多いですが、適切な【王道ステップ】をしり、適切なメンバーを選定し、目的に合ったパートナーを見つけることが大切です。さらに日々進歩するトレンドや技術を学ぶことが重要ですが、トレンドばかり追ってしまうと手段が目的になってしまうので注意が必要です。マーケティングは100社あれば100通りであることを理解し、自社にマッチしたマーケティングを確立していくことがマーケティングの内製化であることを知りましょう。
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