マーケティングや経営を勉強している人は【3C分析】は聞いたことがあるでしょう。勉強していなくても言葉だけは聞いたことがあるかもしれません。この【3C分析】は実はビジネスやWeb、はたまた恋愛でも活かせる考え方であるのです。【3C分析】を活用するか、しないかで結果は大きく変わります。今回はシンプルだけど奥が深い【3C分析】について講義していきます。
【ウェブガク(Web学)とは?】
今日から使える、これからの自分のため、仕事のために、学んで損はない[ウェブガク(Web学)]今さら聞けないけど、やっぱり知っておきたいウェブの色々なことをウェブ業界15年以上のNODASTAGE教授が分かりやすく講義していきます。
【本日のテーマ】
〈3C分析でWebマーケティングを考えるについて〉
マーケティング用語の【3C分析】、実はシンプルな考え方なのですCustomer(顧客)Competitor(競合)Company(自社)の3つの言葉の頭文字をとって【3C】、それを分析するので、【3C分析】と言います。
この【3C分析】、実はビジネスやWebで活用できるのは勿論、恋愛などにも活用できる幅広いマーケティングの基本です。
では、
自社のビジネスやWebにおいて3C分析は活用していますか?
ビジネスやWebにおいての目的、それは【ユーザー】にサービスや商品を知ってもらい、それを購入や導入して頂くことですよね?
では一番考えなければならないこととは?
【ユーザーが何を求めているか】というニーズを知るということなのです。
ユーザーは自分(自社)の課題を解決できる方法を探しています。その解決できる方法があなたの会社のサービスや商品であれば、もちろん購入や導入してもらえる可能性が高くなります。
しかし、
その解決できる方法はあなたの会社のサービスや商品だけではありませんよね?だから、次に知るべきは[ライバル(競合)]ということになります。
アピールポイントや強み、そして弱み(弱点)を知ることで、自社がどのように戦っていくかを考える種となります。
そして、
最後に[自社のことを知る]ということになります。だけど、自社のことは十分理解している・分かっていると思われるかもしれません。
果たして本当にそうでしょうか?
もちろん、サービスや商品、自社の強みやウリなど理解しているとは思います。ただここで言う[自社のことを知る]ということは、
顧客(ユーザー)にとってどうなのか?
ということです。
「うちのサービスは○○だから良いサービスだ」「うちの商品は〇〇という成分が入っているから良い商品だ」
自社のサービスや商品の良さを言うことは容易いでしょう。
しかし、それは顧客(ユーザー)にとって課題を解決できるものとして、メリットとして感じてもらえますか?またライバル(競合)と比べて選んでもらえるでしょうか?
【3C分析】とは、顧客(ユーザー)のニーズを明確にし、ライバル(競合)を知り、比べても勝てる状況に自社がいるのか?を知り、自社のサービスや商品を本当の意味で理解するための手法なのです。
続いて、
3C分析は【後だしジャンケン】できるとはどういうことでしょう?
ジャンケンは勝つか負けるかは時の運という遊びですね。いつも勝てるとゲームになりませんから当然[後出しジャンケン]は禁止ですよね?
しかし、
いつでも勝てるなら勝てる方法を知りたいと思うのも当然だと思います。
そこで【3C分析】を活用すれば、[後出しジャンケン]のような感覚で対応することができる可能性があります。
それは、
先に伝えた通り、[顧客ニーズを知り][競合のことを知り][自分たちのことを改めて知る]ことでサービスや商品を【変化させること】ができるからです。
実はこれ、恋愛にも言えるのです。
あなた(男性とします)が想いを寄せている女性がいて、またその女性に想いを寄せているA君がいるとします。
A君は見た目もよく稼ぎもいい男性で、傍目から見てあなたは不利な状況だったとします。
ここであなたが想いを寄せている女性があなたのことを好きになってくれる可能性は50%以下(A君とあなたで五分五分として50%ですが、A君の方が一般的条件でいうと高いため)になると思うでしょう。
では、
【3C分析】を使って、可能性を上げていくには、どうすればよいか?
まずは[顧客ニーズ]を知るということで、あなたが想いを寄せている女性の(趣味、理想の男性像、こだわり)などの調査ヒアリングを本人からや友達から明確にします。
そうすると、彼女は趣味が[ゴルフ]で最近かなりハマっているということ、一緒に楽しめて、教えてくれるような彼氏がいいなという彼氏像をつかることができました。
そして、
A君を調査していくと、彼は[インドア派]で運動が苦手、以前ゴルフを上司の勧めで始めたが、挫折してゴルフ嫌いになっていることが判明しました。
あなたは、社会人になってゴルフを始めてゴルフ歴5年、スコアもアベレージ80台で、会社の部下に時々教えてあげている状況です。
この恋愛の【3C分析】を行った結果、
あなたの取るべき恋愛戦略のキーワードは【ゴルフ】ですよね?
ゴルフをきっかけにラウンドに誘って、一緒に楽しみながら関係値を高めていくという方法が見えてきます。
勿論、A君もその情報を知り、ゴルフを再始動する可能性はありますし、彼女のゴルフ熱がいつまで続くかというようなこともありますが、先ほどの50%以下の可能性が50%以上、それよりもっと上がる可能性がでてきました。
もし、あなたがゴルフをしていなかったとしても、これからゴルフを始めるという変化をすることができると思います。
このように【3C】の情報を予め知っておくならば、
【後出しジャンケン】と同じに展開することができる可能性がでてきます。
【3C分析でWebマーケティングを考えるについてのまとめ】
3C分析とは、
Customer(顧客)Competitor(競合)Company(自社)というビジネスやWeb、恋愛においても活用できる利害関係者のそれぞれの状況を把握し、その後の戦略に活かしていくという考え方の基盤となります。
この考え方をWebマーケティングとして当てはめても同様に顧客ニーズを知るために[キーワード調査]や[アナリティクス調査]を行い、
競合を知る為に[競合サイト(デザイン/コンテンツ/キャッチコピー/ウリやPRポイント/強み/価格/など]を調査し、
自社が顧客ニーズや競合と比べて、どのような状況になっているのか?
どのようにしていけばいいのか?
を明確にし、戦略立てて検討していくことがWebマーケティングを通じたウェブ戦略になっていくのです。
孫氏の兵法でも言われる、
【敵を知り己を知れば百戦危うからず】
ということを文字って、
3C分析とは、
【顧客を知り、敵を知り、己を知れば、後出しジャンケンできるので、勝てる可能性が高くなる】
ということでしょうか。
【3C分析】を活用し顧客に選ばれ、競合に打ち勝つウェブ戦略をぜひ検討していってください。
本日も受講、お疲れ様でした。
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