企業SNS始めようかな…。始めているけど効果がでない…。などのお悩みの方は必見!今回の講義ではWebのプロが6つのSNSを実際に運用し、分析した結果から[企業SNS]の根本を伝えます。コレを知らずに始めたり運用したりしているなら結果が出ないのは当たり前、【見ないフリされる企業SNSの現実】を知り、失敗しない企業SNS運用を学びましょう。
【ウェブガク(Web学)とは?】 今日から使える、これからの自分のため、仕事のために、学んで損はない[ウェブガク(Web学)]今さら聞けないけど、やっぱり知っておきたいウェブの色々なことをウェブ業界15年以上のNODASTAGE教授が分かりやすく講義していきます。
【本日のテーマ】
〈見ないフリされる企業SNS運用の現実について〉
Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、linkedin、note、などなどSNS(アーンドメディア)は今やプライベートにもビジネスにも活用され、当たり前の時代になっています。ビジネスでもSNS活用で成功されている企業もある一方、開始しても【効果がでない】という理由で止めたり、放置されているアカウントもありますし、ある程度知名度のある企業でもフォロワーやチャンネル登録者が少ないアカウントも多くあります。その理由は様々なありますが、根本を理解できずに始めていることが原因となっています。今回は実際にNODASTAGEが6つのSNSを運用して分析した結果を基に[見ないフリされる企業SNSの現実]を講義していきます。
では、
企業もSNSを始めようと思うのは何故でしょう?
SNSは無料で開設できる、利用者数も多い、流行りだから、集客できそうだから、SNSで集客に成功していると聞いたから…などの理由が開設のキッカケではないでしょうか?
確かに[可能性]は大きくあります。
しかし、成功している会社よりも「停滞」「閉鎖」「放置」されているアカウントがその何十倍もあることを知っていますか?
有名企業さんでもフォロワーが思った以上に少なかったり、投稿がストップしていたり、投稿内容が中途半端だったりして、企業SNSアカウントの大半は、【継続】されていないものが多くあります。
これには様々な理由があると思いますが、簡単に始めれられることもあり、ノリで安易に始めてしまっているのではないかと思います。
私も当初は今後のために取り合えずアカウント開設してみようという思いから始めました。
私は個人(NODASTAGEの屋号)で6つ(Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、linkedin、note)のアカウントを開設し、一人で運用しています。開設理由は「Webマーケティング」の調査分析のためで、他にもブログも書いていますし、自分でウェブサイトを2つ立ち上げて運用しています。
自分自身が実際に開設から運用までを実践することで様々なことを学んでいますが、当初は[Webの世界で10年以上やってきているので、SNSなんて簡単にできるだろう]と思っていました。
今の仕事はWebコンサルティング/制作/マーケティングの役員として日中はその業務があるため、個人(NODASTAGEの屋号)でのアカウントはプライベートな時間を主として、業務後や合間時間を使って運用しています。
いわゆる片手間運用です。
始業前1時間以上前に今日の投稿内容を考え、一通り発信することから始め、ランチ時間でウェブガクの記事を書いたり、休日にYouTube動画を撮り、編集して翌週配信などルールや段取りを決めて運用しています。
2021年5月28日現在で、NODASTAGE[ウェブガク]のアカウントは
Twitter: フォロワー3229 (開設:2010年)10年
Instagram: フォロワー1267 (開設:2020年10月)半年
Facebook: 友達1135 (開設:2010年)10年
linkedin: つながり169 (開設:2021年5月)3週間
YouTube: チャンネル登録187(開設:2020年5月)1年
note: フォロワー129 (開設:2020年6月)1年
という状況で、フォローや登録頂いている方々には本当に感謝していますし。また経由でウェブサイトからのお問合せやご相談も頂くこともあるので、有難く感謝感激です。(大したことないねと思う方もいらっしゃると思いますが、片手間での現実です、もっと精進しようと思ってはいます…)
ただ、
当初の自分からすると、もっと自信がありました。「万」行けるんじゃないという安易な考えを持ってましたし、がんがんバズって逆にどうしようという夢のようなことを懸念していました。
しかし、
散々打ちのめされたし、心も何十回も折られました…[これはやった人しか分からないと思いますが、本当に落ち込みます…]
またメイン業務やプライベートが忙しくなると、優先順位が下がってしまい、投稿もできなかったり、一旦目標を達成すると、寝かしてしまうこともあるので、運用停止状態になることもしばしばありましたので、運用の大変さや諦めもよく分かります。
そして、
本来の目的である[マーケティング]の調査分析も続けました。(これが今回講義として伝えたいことなので後程説明しますね)
続いて、
SNSは「すぐ効果でるでしょ?」と思ってませんか?
良い「情報発信」すれば、効果は即でるものと思いがちな人が多いのも事実ですが、そんなに甘くはありません。
SNSで効果を出している人や企業は【ものすごい労力と手間】をかけられていますし、情報発信についても練りこまれた企画を考えて、それを如何に伝わりやすいかという要約にも細心の注意を払われています。
一見、楽に配信して効果だしているような見せ方になっていたとしても、そこに至るプロセスは大変な努力をされているのです。
また、【効果】にも幾つかあります。
分かりやすいものとしては、[フォロワー数やチャンネル登録数]などの自分のアカウントを支持してくれている人の数ですね。
【フォロワー〇万人】というインパクトもありますし、スゴイと評価を受けやすい数字でもあります。
その他に投稿についての[いいね]数(視聴回数やスキも)ですね。投稿した写真や記事を賞賛してくれた人の数ですので、投稿への反応を知ることができます。
この[いいね]数は、当然フォロワーの数が多いほど獲得する率が上がります。そのためフォロワー数を多くしたいという思いになります。
ただ、意外とご存じない方もいらっしゃいますが、投稿したら全てのフォロワーに見られる訳ではありません。
インプレッションという概念があります。
インプレッションとは、タイムラインに表示された回数を示し、どれだけ自分の投稿が表示されたということを示します。投稿したら全てのフォロワーに表示されているか?されていないのです。メディアや投稿によっても異なりますが、私の場合、フォロワー数の10~20%位が多いです。
そのあと、表示された中から[いいね]などの反応をしてくれるかどうかということになります。(この辺りは深い話になるので、また別の機会に講義したいと思います)
さて、
企業やビジネス活用の場合、
フォロワー数が多くても、いいね数が多くても、最終的に反響(問合せや購入)に繋がらないと意味がない!というお話しになると思います。
経営者や管理者からWeb担当者へのミッションも[反響]を取ることになると思います。
この[反響]獲得までの流れを以下に記載しますが容易ではないことが分かると思います。
【SNSから反響獲得までの流れ】
今やSNSは立派なマーケティングツールです。片手間でどうにかなるものではありませんし、すぐに[反響]を獲得できるものでもありません。
またSNSは一方的発信ではなく、コミュニケーションを取っていくということが重要なのです。
そのために積極的にコミュニケーションを取りながら情報発信して、相手のことも気にかけていくという、リアルの人間関係構築に似ています。
そのため、各フェーズ毎に【やるべきこと】と【適任者】を明確にして運用しなければならないのです(この点は最後のまとめで説明します)
【見ないフリされる企業SNS運用の現実についてのまとめ】
長々説明してきましたが、
企業SNSにおいて開設/運用する【意義】はSNSを使って情報発信し、情報を届けるSNSマーケティングで、[反響(コンバージョン)]を獲得することだと思います。
しかし、
そこに至るまでには、幾つもの壁を越える必要があります。
その壁を越えるには、
【やるべきこと】と【適任者】
を明確にすることが必要なのです。
今回の講義テーマである、[見ないフリされる企業SNSの現実]とは、この【やるべきこと】と【適任者】の概念がナイということなのです。
【SNSから反響獲得までの流れ】でも記載している通り、
フェーズ毎に【やるべきこと】があります。
その【やるべきこと】に対して、【適任者】をアテンドできるかどうかが実はSNS運用の最大のポイントと言っても過言ではないと思っています。
どういうことかと言うと、
先に伝えた通り、私自身のアカウントを運用するにあたり、成功しているアカウント(個人/企業含めて)を徹底的に見て分析してみましたところ、フェーズ毎に【やるべきこと】での【適任者】でないと難しいところが沢山あるのです。
1人で運用されて成功されている個人の人も幾人もいましたが、私は【SNSの化け者(スーパーマン)】と一人で呼んでいるくらい、スゴイですし、ホント才能だと思います。
以前は私もインフルエンサーやYouTuberなんて…と思っていたこともありますが、実際やると本当に努力が必要だし、そもそもの才能あっての物種ということが分かります。
そんな人が社内にいたら本当にラッキーですし、もし、いたとしたら給与を滅茶苦茶上げてでも重宝した方がいいと思います。
「SNSやろう!よし君、若いから担当で頑張ってくれたまえ!」で、適任者に当たったとしたら、宝くじに当たったと同等の確率だと思います。
それを分からずに開設して、運用をスタートしても、
結果が出ないのは当たり前
なのです。
例えば、開設当初でのフォロワーを集めるには[忍耐力と継続力、礼儀正接]を備えた人が適任ですし、投稿については[ユーザー視点での発想力、文章要約力、コピーライト能力]を持った人が適任ですし、反応獲得には[コミュニケーション力があって忍耐力と継続力、礼儀礼節]を以てレスポンスが早い人が適任です。
こんな能力を一人で持っているなんて、稀有な存在ということが分かると思います。
では、プロに外注すればいいでしょうか?
私はおススメしません。
SNS運用の会社もありますが、あくまで運用代行ですので、原稿内容は自社である程度は用意しなければなりませんし、月何回の配信、コメント返し、など各項目にコストがかかり、作業を代行してもらうになってしまうからです。
会社によっては企画や配信、分析レポートまで対応してくれるところもありますが、かなりのコストがかかるでしょう。
プロと一緒に仕組みを立ち上げることは良いですが、実運用はまずは自分達でやってみて、[できないこと]を依頼しなければ、ノウハウ蓄積にもなりませんし、単なる代行だけでは効果はでないでしょう。
SNSは先に[人]がいることを忘れてはなりません。
人に情報を届けることで、関係値を構築し、相手が必要と思われた時に始めて反響に繋がるものであるということを留意しておいてください。
本日も受講、お疲れ様でした。
この学びを踏まえて、あなた自身のため、仕事のためにご活用いただければ幸いです。またウェブガクでは受講生の皆さんのビジネスの役に立つウェブ情報の無料配信も始めています。以下もご覧下さいね。
Commentaires