[ウェブガク番外編]今回のウェブガクは知識からちょっと外れて、ウェブマーケティングについて話したいと思います。また今回は講義方式ではなく、実際にあった「ウェブガク教授NODASTAGE」が陥ってしまっていた【プロでも陥る自分のこと】事例を紹介します。
【ウェブガク(Web学)とは?】 今日から使える、これからの自分のため、仕事のために、学んで損はない[ウェブガク(Web学)]今さら聞けないけど、やっぱり知っておきたいウェブの色々なことをウェブ業界15年以上のNODASTAGE教授が分かりやすく講義していきます。
【本日のテーマ】
〈プロも陥る自分のことについて〉
※今回は実際にあった事例を基に記事として紹介していきたいと思います。
あるスタッフとのMTGでのこと。
何気ない話から「野田さんのYouTubeチャンネル週末2名増えてましたね?」と嬉しい言葉が。「お、チェックしてくれているんだ、動画も見てくれたんだ?」と聞くと、「すいません、動画はまだ見てないんです」と返答。「あ、そうなんだ」と言うと「野田さんは動画の情報発信、何のためにやられているんですか?」と切り込んだ質問が。
続いて、「もちろん、情報発信されている理由は承知していますが、野田さんが”悩まれている”感じがして…」とのこと。
「す、鋭い!」
と心の中で思いつつ、「なんでそう思ったの?」と聞き返す私。
「情報自体はしっかり発信されているのは分かっていますが、ターゲットが広いため、ターゲットに届いていないような気がして、まだ色々定まりきれていないのかと思いまして…」
普段クライアントや部下に私が言う言葉を言われたことに【ドキッ】としつつ、【ハッ】とさせられました。
自分のYouTube動画のターゲットは【経営者の方々、Web担当者の方、将来ウェブ関連で働きたい人、単にウェブに興味が方々】というウェブに通じた人たちへの情報発信ということにしています。
しかし、今や幅広いウェブ、どこからどのように伝えるかということで、【用語解説】や【やってみた系】など切り口や見せ方を変えてトライしていたが、どこか自分でも[突き抜け感]が中途半端かな…と思って迷走しているところもありました。
それでも視聴してくれている人や登録していただける人も増え、100名の壁を突破してからは半年お休みしていましたが、VSEO対策の効果もあり、あと一息で200名に近づいてはいるため、今の方向性でやっていこうと思っていた矢先の言葉でした。
YouTubeは1年前から始めて、一人で企画、撮影、編集と全て一人で行っているので、【孤独との戦い】です、しかも視聴やチャンネル登録が動画アップしても増えない時は【心が折れます(20回以上折れました)】時々こうした方がいいのでは?という妻や知人のアドバイスをもらっても、うんうんと聞いているものの、「そんな簡単ではないのだよ」と心で反発してしまう自分もいました。
しかし、
今回のスタッフの言葉はかなり【グサッ】と芯に響きました。
彼はプライベートでも色々学びたい人で、私のYouTubeチャンネルも登録してくれてはいます。いわゆるユーザーである訳です。そんな彼の素直な言葉、上司と言えどハッキリ言ってくれた言葉が【真なるユーザー目線】であったからです。
だから、私の動画もまだ見ていない(サムネイル画像やキャッチコピーが響かず、動画は表示されるもののクリックせずに見ていない・・・)ということだったのです。
※スタッフから指摘を頂いたNODASTAGEのYouTubeチャンネルはこちら
(ご興味頂いたらチェンネル登録&コメントでご指摘頂けましたら更なる有益情報発信に役立てさせて頂きますので宜しくお願い致します)
〈マーケティングとは〉
【Webマーケティング】では、顧客であるクライアントがいて、その先にクライアントの顧客が存在します。
ウェブやコンテンツ制作を行う場合、当然クライアントと作り上げていくので、クライアント喜んでもらえる成果というのは、作り上げたウェブやコンテンツで集客や認知向上などになります。
しかし、クリエイティブをクライアントと行っている内にクライアントの先である顧客視点から、クライアントが気に入る/気に入らないということに変わってくることがあります。
目的を間違ってしまい、クライアントの自己満足を達成するためのものになってしまうということです。こうなってしまっては成果も何もあったものではありません。
これと同じように私も無意識下で、クライアントである自分自身に向かってしまい、ユーザー志向が低下していたのです。
ミイラ取りがミイラになってしまったのです。
そのことを教えた部下が自身がユーザーとして、指摘してくれた、本当に有難いことです。
普段仕事として、プロとして行っていることも、自分のこととなると間違った方向に行ってしまう、陥ってしまうこともあるのです。
常にユーザー視点であり続けたいですが、間違った方向に行ってしまった時のため、同僚や仲間から指摘してもらえるような【共通認識】と【関係値】を持ち続けたい、そう思う出来事でした。
この件は、経営者の方やWeb担当者の方など自社のウェブ展開を行う場合もありがちな陥る点です。
気が付いたら、自社の打ち出したいことやPRポイントを主としてコンテンツ化やデザインになってしまうと、ユーザーからすると興味のない内容やデザインになります。
それこそ、自己満足/観賞用のサイトになってしまうのです。
この点を留意し、ユーザーにとって有益な情報か?ユーザーにとって見やすいデザインか?を重視していきましょう。
また今後のウェブガクでの情報発信も、もっと適確にお伝えしていきたいと思います。
本日も受講、お疲れ様でした。
この学びを踏まえて、あなた自身のため、仕事のためにご活用いただければ幸いです。またウェブガクでは受講生の皆さんのビジネスの役に立つウェブ情報の無料配信も始めています。以下もご覧下さいね。
Comments