Web集客をする上で、【最大級にもったいない離脱】とは何でしょう?それは、ゴール(問合せ)間近で離脱されてしまうことです。折角自社のホームページ(ウェブサイト)に訪れてくれ、ページを見てくれ、興味を持ってくれたのにそこで離脱されてしまうことです。この【最大級にもったいない離脱】を防止することこそ、Web集客の最大ファクターなのです。今回はこの防止策[EFO対策]について講義していきたいと思います。
【ウェブガク(Web学)とは?】 今日から使える、これからの自分のため、仕事のために、学んで損はない[ウェブガク(Web学)]今さら聞けないけど、やっぱり知っておきたいウェブの色々なことをウェブ業界15年以上のNODASTAGE教授が分かりやすく講義していきます。
【本日のテーマ】
〈最大級にもったいない離脱をEFO対策で防止せよ!について〉
Webで集客や販促、ネット販売をするのは大変苦労します。プラットフォームであるホームページ(ウェブサイト)やランディングページを構築し、そこに人を呼び込むために広告や検索エンジン対策、SNSや動画などの施策を行って、ホームページやランディングページに来てもらう。
そこまでに費用や労力を費やしても、100人訪れたネットユーザーはコンバージョン(問合せ)率0.1~2%程度と言われます。ほぼ99人は離脱してしまう計算になるのです。
そんな状況の中、【最大にもったいない離脱】とは、[ゴール]直前で離脱されてしまうことです。では、[ゴール]直前とはどこでしょう?
それは、【エントリーフォーム(問合せフォーム)】なのです。
今回はこの【エントリーフォーム(問合せフォーム)】で離脱される【最大にもったいない離脱】を防止する施策、EFO対策について講義していきます。
では、
EFO対策って聞いたことありますか?
SEO対策やVSEO対策、LPO対策、MEO対策、そしてEFO対策。アルファベット数文字の対策が多くて、よく分からないですよね…
ウェブ業界の方なら分かると思いますが、〇EO対策って実はウェブ用語多いのです。(例:SEO対策はサーチエンジンオプティマイゼーション、MEO対策はマップエンジンオプティマイゼーション)というように、オプティマイゼーション(最適化)という言葉が多いのです。
対策という言葉ではなく、[最適化]という言葉をよく使います。
EFO対策とは、エントリーフォームオプティマイゼーションと言い、エントリーフォーム(問合せフォーム)の最適化ということですね。
このエントリーフォーム(問合せフォーム)は、どのホームページ(ウェブサイト)にも基本あるものですが、ユーザーとの最初のコンタクト方法のため、実は物凄く重要かつ、ここで離脱されてしまうと最大級にもったいない離脱となるのです。
続いて、
エントリーフォームの最適化って何をすればいいのでしょう?
【最大にもったいない離脱】ということは理解できた。しかし、何をどうすればいいのか?それが大事ですよね?
まず、
自分自身の経験を思い出してみましょう。
問い合わせフォームまで行って[止めた]経験はありませんか?その時なぜ[止め]ましたか?
実は問い合わせフォーム(エントリーフォーム)でのユーザー離脱はサイトによっても当然異なりますが、5~7割と言われます。
【フォームで離脱する理由】
・熱が冷めた(考え直したり考えが変わったなど)
・操作ミス(間違ってフォームに来た)
・フォームの使いづらさ(必須項目の多さや入力ミスやエラー)
・個人情報入力(個人情報入力が嫌)
・条件合わず(必須項目やメルマガ登録などが条件など)
・セキュリティ(SSL化されていないため不安)
※SSL化については6時限目:ホームページセキュリティで学びましょう
このようにフォームで離脱する理由を踏まえて、出来るだけユーザーにストレスなく問合せしてもらえる環境を用意することが、[最適化]となる訳です。
熱が冷めたや操作ミスはどうしようもないものもありますが、熱が冷めないように即問合せできるようにしたり、フォームページにも問合せのメリットを記載したりする工夫することも対策になります。
エントリーフォームの最適化は、大きく2つに区分されます。
[離脱防止]と[入力補助]
この2つをどのように対策していくかがEFO対策になるのです。
【最大級にもったいない離脱をEFO対策で防止せよ!についてのまとめ】
Web集客や販促において、[最大級にもったいない離脱]とは、問合せフォーム(エントリーフォーム)での離脱です。
最終最後、ゴール直前で離脱されてしまうと、今までの苦労が水の泡になってしまうのです。
その[最大級にもったいない離脱]を防止するためには、EFO対策(エンジンオプティマイゼーション:問合せフォームの最適化)を行うことです。
EFO対策は[離脱防止]と[入力補助]という2軸で考えることが必要です。
[離脱防止]
離脱防止の考え方は、如何にユーザーに離脱する機会を持たせないか!が重要です。簡単にできる離脱防止の施策は【入力項目を最小にする】ということです。上記[フォームで離脱する理由]にも記載しましたが、熱が冷めた(考え直したり考えが変わったなど)、フォームの使いづらさ(必須項目の多さや入力ミスやエラー)、個人情報入力(個人情報入力が嫌)、条件合わず(必須項目やメルマガ登録などが条件など)を解消する単純な方法は【入力項目を最小にする】ことです。
最小メールフォーム例)
上記のように名前とメールアドレス(連絡方法のみ)の最小にし、ユーザーに考えさせる暇を持たせずにとにかくすぐ問合せしてもらうということです。
必須項目を少なくし、個人情報も必要最低限にし、メルマガ登録やお知らせメールの承諾もなしで送信できるようにするということですね。
しかし、情報が少ないと受け手である運営者は問合せをもらっても、対応しづらいということで、これも聞きたい、あれも聞きたいということで項目数が多くなり、結果入力項目が多くなるという傾向があります。
また迷惑メールや営業メールも多くなる可能性があるため(補習講義で詳しくお伝えします)、どちらを優先するかが検討事項になるでしょう。
そして、離脱防止の最終手段が[確認ダイアログ]です
メールフォームから離れようとしたときにでる表示で、見たこともあるかと思います。これを表示させることで「本当に離脱していいの?」と思わせるには効果大の方法です。
また、以下のように問合せ内容に合わせて、フォームを変えたり、必須項目と任意項目を分けて表示させるという方法もあります。
[問合せ内容をフォーム内でも移動させる]
[必須の下に任意を記載]
※さらに下記情報にもご回答いただけると、スムーズに端T納車よりご案内することができますという表記
このように[離脱防止]方法も幾つかあります。
[入力補助]
入力補助とは、その名の通りユーザーが入力することを補助(助ける)する機能です。
・入力項目の色付け
・入力内容の説明
・郵便番号による入力
・残り入力数
などユーザーがゴール(問合せ完了まで)にたどり着きやすいように補助して上げる機能です。
このようにして、【フォームで離脱する理由】を出来るだけ回避していくことがEFO対策となります。
最後に
セキュリティ(SSL化されていないため不安)で問合せされないのは、本当に避けたいところですね。※SSL化については6時限目:ホームページセキュリティで講義していますので、現時点でSSLされていないホームページを保有されている場合は即刻対応されることをお勧めします。
それではそろそろ3分経ちますので、今回のウェブガク(Web学)[最大級にもったいない離脱をEFO対策で防止せよ!について]は以上となります。今後の自分のため、仕事のためにウェブガク(Web学)情報をお役立ていただければ幸いです。
↑↑↑ ここまででウェブガク(Web学)3分講義 ↑↑↑
最大級にもったいない離脱をEFO対策で防止せよ!についての3分講義は以上ですが、もっと学びたい方への補習講義は以下をご覧ください。
【最大級にもったいない離脱をEFO対策で防止せよ!について(補習講義)】
EFO対策については、[離脱防止]と[入力補助]という2軸で考える必要がありますが、【解析】をすることも重要になります。
ツールとして、Google Analyticsでの解析でも離脱率等の解析はできますが、もっと細かに行うには別途有料ツールの導入も検討に入れた方がいいでしょう。
どの入力項目で離脱したか?
改善施策のテスト結果はどうか?
メールフォームをカスタマイズする
など、作り切りのメールフォームではできない機能を持つEFO対策ツールもあるため、自社に合うEFO対策ツールを探してみましょう。
以下にどのような機能があるか記載しておきます。
【EFO対策ツール機能】※会社によって異なります
◆離脱防止機能・・・フォームからの移動を防止する機能
◆カラーリング機能・・・ユーザー入力で背景色が変わる
◆エラーメッセージ機能・・・入力ミスの際にエラー内容通知
◆エラー送信ブロック機能・・・入力ミス・未入力の通知
◆メールフォームカスタマイズ機能・・・自社でフォーム変更
◆解析機能・・・入力離脱項目など細かい解析
参考にしてみてください。
最後に余談ですが、問合せ繋がりということで、迷惑メール(スパムメール)についても幾つか方法がありますので、記載しておきますね。
迷惑メール(スパムメール)については100%防止することが難しいものではあります。迷惑メール(スパムメール)は[人的(人が操作して)に送られるもの][機械的(ロボットが自動的)に送られるもの]がありますが、できるだけ手間を掛けさせる、不規則な動きでプログラム化しづらいものにするということが必要となります。
迷惑メール(スパムメール)対策
◆確認画面
◆画像認証(キャプチャ認証)など
今回のEFO対策とは逆を行く対応となってしまうこともありますので、検討が必要となってくる内容にはなります。
本日も受講、お疲れ様でした。
この学びを踏まえて、あなた自身のため、仕事のためにご活用いただければ幸いです。またウェブガクでは受講生の皆さんのビジネスの役に立つウェブ情報の無料配信も始めています。以下もご覧下さいね。
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