最近、グーグル検索結果の最上部に【強調】して表示されるアレ、気になってませんか?ネット検索すると、検索結果にウィキペディア(wikipedeia)が強かったですが、それよりも目立つアレ!アレのことを【強調スニペット】と言います。強調スニペットによりウィキペディア(wikipedeia)の存在が薄れてきているかもしれませんね。今回はグーグルも力を入れている強調スニペットについて講義していきたいと思います。
【ウェブガク(Web学)とは?】 今日から使える、これからの自分のため、仕事のために、学んで損はない[ウェブガク(Web学)]今さら聞けないけど、やっぱり知っておきたいウェブの色々なことをウェブ業界15年以上のNODASTAGE教授が分かりやすく講義していきます。
【本日のテーマ】
〈「とは」検索の結果、強調スニペットとは?について〉
最近グーグル検索結果の最上部に目立ち表示される[強調スニペット]、気になっている方も多いのではないでしょうか?グーグル検索結果において上位を目指したいSEO対策の最高位のような場所にどのようにしたら表示されるのか?気になる人はとても気になることでしょう。
また、検索結果でよく出るウィキペディア(wikipedeia)よりも目立つ[強調スニペット]によりウィキペディア(wikipedeia)の存在も薄らいできているかもしれませんね。
今回はこの[強調スニペット]について講義していきます。
では、
強調スニペットの話をする前に
[とは検索]はご存知ですか?
[とは検索]とは、
検索するキーワード(あなたが知りたいこと)に「〇〇とは」と付けて検索する検索テクニックです。
「〇〇とは」と検索することにより、「〇〇」について知りたいですと検索エンジンに知らせて、その内容を詳しく回答している情報サイト(ホームページ)を表示してくれ易いようにするものです。
あることに対して知りたいと思っても、幅広い情報があるため検索エンジンも何が知りたいのか、何を表示して上げればいいのか?が分かりません(これは人間でもありますよね)
分かりやすく例で説明しますと、
例) アップル(りんご)
というキーワードにおいては、りんごの意味もあれば、Apple社(iPhone)、車販売の会社、など色々な意味がありますし、アップルの値段(iPhoneの値段、株価など)を知りたいのか、アップルストアの情報が知りたいのか様々ですよね。
だから、検索する側も自分は何を表示してほしいという意味で[アップルの〇〇とは]と検索する。これが[とは検索]です。
余談ですが、検索エンジンも何の情報を表示してあげたらいいのだろうと色々な候補を表示するアルゴリズム(仕組み)があったりします。【QDDやパーソナライズド検索、これらはまた別の機会に講義したいと思います】
次に、
強調スニペットはどのように表示されるでしょう
強調スニペットは以下のように表示されます。
強調スニペットは2019年頃から表示されるようになってきたと記憶していますが、2021年現在では、[とは検索]すると様々なキーワードで表示され、[とは検索]結果の大御所でだったウィキペディア(wikipedeia)よりも目立つ存在になっています。
また強調スニペットは文章表示だけではなく、
◆ 表形式
◆ リスト
◆ 画像と文章
◆ 動画
など多様に表示される仕組みになっています。
【「とは」検索の結果、強調スニペットとは?についてのまとめ】
強調スニペットとは、グーグル検索結果において、ユーザーが求めている情報を的確に即分かりやすく表示するために最上部に表示されるもの。
[とは検索]に代表される【〇〇とは】から始まり、ユーザーがホームページ(ウェブサイト)をクリックせずに必要な情報を得ることができるメリットがある。
またSEO対策よりも上部に表示できるメリットがあり、強調スニペット表示させたい企業が多くなっている。
しかし、表示についてはグーグルが自動選出するもので、意図的に表示させることは難しい。
この強調スニペットにより、[とは検索]で多く表示されていたウィキペディア(wikipedeia)よりも目立つ存在になってきている。
(以下グーグル検索ヘルプより)
それではそろそろ3分経ちますので、今回のウェブガク(Web学)[「とは」検索の結果、強調スニペットとは?について]は以上となります。今後の自分のため、仕事のためにウェブガク(Web学)情報をお役立ていただければ幸いです。
↑↑↑ ここまででウェブガク(Web学)3分講義 ↑↑↑
「とは」検索の結果、強調スニペットとは?についての3分講義は以上ですが、もっと学びたい方への補習講義は以下をご覧ください。
【「とは」検索の結果、強調スニペットとは?について(補習講義)】
強調スニペットについては、どのようにしたら表示されるのか?
気になる点だと思います。
しかし、強調スニペットはグーグルが自動で表示を決めています。
コレをやれば必ず強調スニペットに採用されるものではありませんが、以下に採用される可能性がある方法を記載しますので、参考になれば幸いです。
(1)「とは」から始まり、短く簡潔な回答で表示
(2)HTMLマークアップで検索エンジンに理解されやすい構成
(3)強調スニペットに関するポリシーを順守する
(4)自然検索での順位を1ページ以内に
それぞれ説明していきましょう。
(1)「とは」から始まり、短く簡潔な回答で表示
「〇〇とは」から始まり、~です。で簡潔回答することです。曖昧な表記(~と思われます)ではなく、「ですます」調で専門家の要素で記載。質問と回答で分かりやすく表記。
これは、ユーザーの立場になって考えることが必要です。あなたが検索ユーザーで情報を探している時(「〇〇とは検索」)に分かりやすい!と思えるような表記にすることです。
(2)HTMLマークアップで検索エンジンに理解されやすい構成
この点はウェブ制作のプロでないと中々イメージできないと思います。HTMLマークアップとは、デザインではなく、ホームページを構成しているHTMLの記載をグーグルに分かりやすくするための構造にするということです。(HTMLについては、5時限目:ホームページ費用相場をご覧ください)
ウェブ制作の際に制作のプロに相談されることをお勧めします。(HTMLマークアップについては別の機会に講義したいと思います)
(3)強調スニペットに関するポリシーを順守する
グーグルが自動に表記させる強調スニペットですので、強調スニペットに関するポリシーを順守しないと採用されるわけがありませんよね。以下にグーグルの強調スニペットに関するポリシーを記載しますのでご参考にされてください。
(強調スニペットに関するポリシー)-----------------------------------------
強調スニペットは、Google 検索において独自の形式と表示位置で示され、多くの場合、Google アシスタントで音声出力されます。このことから、Google では、強調スニペットとして表示してよい内容について、独自のポリシーを適用しています。
露骨な性表現
強調スニペットには、検索トピックのコンテキストから外れた露骨な性描写や下品な表現を含めることはできません。性教育に関連する語句など、人間の構造に関する医学的科学的用語の場合には対象に含めることができます。
差別的である
強調スニペットは、人種、民族、宗教、障がい、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など制度的な差別や排斥に結び付く特性に基づく、個人やグループに対する誹謗中傷、暴力の助長または容認、憎悪の喚起を目的とするものではありません。
暴力的である
強調スニペットは、暴力行為の煽動や賞賛、過度に露骨なコンテンツや暴力的なコンテンツの掲載、もしくはそのようなコンテンツへの誘導を行うためのものではありません。
有害で危険である
強調スニペットは、危険な商品、サービス、活動の宣伝や、切傷、摂食障害、薬物乱用などの自傷行為を含む重大な危害を招くような情報の提供を行うものではありません。
公共性の高いトピックにおいて広く合意が得られている内容と反している
社会問題、医療問題、科学論争、歴史認識などの公共性の高いコンテンツについては、専門家が広く合意している内容や十分に確立された意見と反している場合、強調スニペットに含めることはできません。
以上のポリシーは、強調スニペットの表示に関して適用されます。
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(4)自然検索での順位を1ページ以内に
この点は、できれば世話ないという声が上がりそうですが、対象となるキーワードで1ページ目(10位以内)に入っているページが強調スニペットに適応される傾向があるようです。1ページ目にランクされている(イコール、グーグルに評価されているページ)情報から更に強調スニペットに選出されていると考えることが自然かと思います。
こちらは2時限目:SEO対策の基礎を学ぶも参考にしてみてください。
本日も受講、お疲れ様でした。
この学びを踏まえて、あなた自身のため、仕事のためにご活用いただければ幸いです。またウェブガクでは受講生の皆さんのビジネスの役に立つウェブ情報の無料配信も始めています。以下もご覧下さいね。
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