回答
USPとは、お客様が他社ではなく、自社を選ぶ理由のことです。
「自社の得意なこと」だけでなく、それがお客様にどんな良いことをもたらすのかまで考えます。
例えば「相談への返信が早い」ではなく、「お問い合わせに1営業日以内に回答するので、急ぎの案件でも進めやすい」と伝えるイメージです。
大切なのは、自社のすごさを並べることではなく、お客様から見た価値を分かりやすくすることです。
|この記事で分かること
USPの意味
USPと自社の強み、キャッチコピーの違い
なぜUSPが集客に必要なのか
よくある勘違い
USPを見つけるために、何から始めればよいか
|もっと詳しく解説
USPは「Unique Selling Proposition(ユニーク・セリング・プロポジション)」の頭文字を取った言葉です。
日本語では、
自社ならではの価値や、お客様に選ばれる理由
と考えると分かりやすいでしょう。
商品やサービスを探しているお客様は、いくつかの会社を比べています。
そのとき、どの会社も
高品質です
丁寧に対応します
お客様を大切にします
と書いていたら、違いがよく分かりません。
そこで必要になるのがUSPです。
例えば、同じ「丁寧な対応」でも、
専任の担当者が、最初の相談から納品後まで対応します
と書けば、どのように丁寧なのかが伝わります。
USPがはっきりすると 、お客様は「自分に合いそうな会社か」を判断しやすくなります。
企業側も、ホームページや営業資料で何を伝えるべきか迷いにくくなります。
自社の強みがUSPに変わるまでを、図にすると次のようになります。

|USPはどんな場面で使われるの?
USPは、会社の紹介文だけに使うものではありません。
例えば、次のような場面で役立ちます。
ホームページの最初に表示するメッセージ
商品やサービスの紹介ページ
営業資料や会社案内
広告やSNSの投稿
SEO記事やFAQ記事
商談で自社を説明するとき
SEOとは、Googleなどの検索結果で自社サイトを見つけてもらいやす くする取り組みです。
検索で見つけてもらえても、他社との違いが伝わらなければ、お問い合わせにはつながりにくくなります。
USPは、見つけてもらった後に選んでもらうための土台になります。
|USP・自社の強み・キャッチコピーの違い

自社の強みは、USPを考えるための材料です。
そしてキャッチコピーは、USPを伝える方法の一つです。
似ていますが、同じものではありません。
|具体例
例えば、金属部品を作る中小企業があるとします。
この会社には、次のような強みがありました。
試作品を1個から作れる
図面の確認が早い
小ロットの相談に慣れている
しかし、ホームページには「高品質・短納期」としか書かれていません。
これでは、初めて訪れた人に具体的な良さが伝わりにくい状態です。
言葉を少し具体的にするだけでも、伝わり方は次のように変わります。
実際のお客様に話を聞くと、よく出てきたのは、
新製品の開発中なので、大量 注文する前に1個だけ試したかった
という声でした。
そこで、USPを次のように整理します。
開発段階の試作品を1個から相談できる。図面確認にも早く対応するため、小さく試してから量産を検討できる
これなら、誰に向いている会社なのか、依頼すると何が良いのかが分かります。
ホームページでも、
試作品1個から対応
相談から納品までの流れ
実際に作った試作品の事例
対応できる素材や大きさ
よくある質問
を掲載すれば、USPを言葉だけでなく、具体的な情報で伝えられます。
|USPは何から考えればよい?
最初から格好の良い言葉を作る必要はありません。
USPは、次の3つの質問に答えると整理しやすくなります。
それぞれ、次のように考えてみましょう。
1.お客様が困っていること
お客様は、何に困って自社へ相談しているのでしょうか。
お問い合わせや商談でよく聞かれる質問も手がかりになります。
2.自社が選ばれた理由
既存のお客様に、
なぜ当社を選びましたか?
と聞いてみましょう。
会社側が考えていた強みとは、別の答えが返ってくることもあります。
3.その価値を証明できる事実
「早い」「多い」「丁寧」といった言葉だけでは、伝わり方に差が出ます。
可能であれば、
1営業日以内に回答
1個から注文可能
20年以上の対応実績
専任担当者が最後まで対応
のように、事実で説明できる形にします。
数字を無理に使う必要はありません。
実際の対応方法やお客様の声、事例も立派な根拠になります。
|よくある勘違い
世界で唯一の強みがなければUSPは作れない
これは誤解です。
まったく同じサービスを提供する会社が、世の中に一社もない状態を目指す必要はありません。
対応する地域、得意な業種、納期、相談のしやすさなど、いくつかの特徴を組み合わせることで、選ばれる理由は作れます。
「高品質」「丁寧な対応」と書けばUSPになる
それだけでは、お客様に違いが伝わりにくいでしょう。
「何が高品質なのか」「どのように丁寧なのか」まで具体的にすると、自社らしい価値が見えてきます。
格好の良いキャッチコピーを作ることがUSPづくり
USPは、言葉のうまさを競うものではありません。
先に考えるべきなのは、実際にお客様が感じている価値です。
その価値が分かった後で、伝わりやすい表現に整えます。
強みは多いほどよい
強みをたくさん並べると、かえって一番伝えたいことが分かりにくくなります。
まずは、特に選ばれやすい理由を一つ決めましょう。
そのうえで、ほかの強みを根拠として添えると伝わりやすくなります。
|GuideRunnerの考え
GuideRunnerでは、USPは会議室で格好の良い言葉を考えるだけでは見つからないと考えています。
大切なヒントは、実際のお客様とのやり取りの中にあります。
なぜ相談してくれたのか
他社と比べて、どこを評価してくれたのか
どんな不安が、依頼後に解消されたのか
こうした事実を整理することで、自社では当たり前だと思っていた価値が見えてきます。
そしてUSPは、見つけるだけでは成果につながりません。
ホームページ、SEO記事、FAQ、営業資料などで同じ価値を一貫して伝えることが重要です。
AI検索が広がる今後は、分かりやすい言葉に加えて、具体的な事例や実績を発信することも大切になります。
私たちは、会社の内側にある強みを一緒に整理し、お客様に伝わる形へ整えることが、マーケティングの大事な第一歩だと考えています。
|一言でいうと
USPとは、
お客様が「この会社にお願いしたい」と思う、自社ならではの選ばれる理由
です。
|関連用語
3C分析とは何ですか?
ターゲットとは何ですか?
ペルソナとは何ですか?
キャッチコピーとは何ですか?
SEOとは何ですか?
|教えてマーケ編集部より
自社では普通だと思っていることが、お客様にとっては大きな魅力になっている場合があります。
まず は、最近のお客様が自社を選んでくれた理由を一つ思い出してみてください。
そこに、USPのヒントが隠れているかもしれません。
マーケティングに関するQ&A
USP(自社の強み)とは何ですか?
「自社の強みを考えましょう」と言われましたが、何を書けばよいのか分かりません。
「品質が高い」「丁寧に対応する」といった内容も、USPになるのでしょうか?
【集客に効く】マーケティング本を無料進呈
これであなたも
「集客の魔法使い」へ
「集客」に絶大な効果を
もたらす“マーケティング本”
当社代表がマーケティング歴20年で培ってきた、
成功企業に共通する「たった一つの法則」を書 籍化。
ネット上にも本屋にもない特別な一冊を、プレゼント

【集客に効く】マーケティング本を無料プレゼント
これを読むだけで
あなたも今日から
「集客の魔法使い」
当社代表がマーケティング歴20年で培ってきた、
成功企業に共通する「たった一つの法則」を書籍化。
ネット上にも本屋にもない特別な一冊を、プレゼント














